ねりま沖縄映画祭 2 0 2 1 ゲスト紹介
真喜屋力さん
1966年沖縄県那覇市生まれ。
1992年に『パイナップルツアーズ』で監督デビュー。1994年、東京のミニシアター「BOX東中野」スタッフとなる。その後、テレビアニメのディレクターとして台湾。東京で活動。『アークエとガッチンポー』を監督。2005年より那覇市に桜坂劇場の立ち上げに関わる。
現在は沖縄アーカイブ研究所代表として、沖縄県外の8ミリフィルムの収集保存、公開を行っている。
2020年クラウドファンディングによって1965年に撮影された7分を超える『ジュリ馬1965』を甦らせた。
野村拓哉さん
神奈川県藤沢市出身。
沖縄とは所縁がない中で、沖縄出身の代表が立ち上げた「ぷからす家」に2004年創業時から勤め、横浜市鶴見区を中心に沖縄商品の販売や営業活動を行う傍ら鶴見ウチナー祭、川崎のはいさいフェスタなどの沖縄イベントを手掛ける。
2016年からは沖縄国際映画祭の『つるみ応援団』を立ち上げ応援団長。渡辺熱監督と意気投合し念願だった「だからよ~鶴見」の映画製作に至る。2021年沖縄国際映画祭で上映。
今後も鶴見区、沖縄タウンを盛り上げるために幅広く活動していく。
原義和さん
1969年愛知県名古屋市生まれ。2005年より沖縄を拠点にドキュメンタリー番組の企画制作を行う。
公文書も少なくほとんど語られなかった私宅監置を「歴史の闇に埋もれた犠牲者」と感じ、「消された精神障害者」(2018年Eテレ ハートネットTV/貧困ジャーナリズム賞2018)を作り、『夜明け前のうた消された沖縄の障害者』として映画化する。
「Born Again~画家 正子・R・サマーズの人生」(2016年琉球放送/第54回ギャラクシー賞優秀賞)は2017年ねりま沖縄映画祭でも上映。
山里孫存さん
1964年沖縄県那覇市生まれ。
1989年沖縄テレビ入社。バラエティーや音楽・情報番組など数多くの番組を制作。その後、報道部に異動。「沖縄戦」に関する取材を始め、戦後60年の2005年には、米軍が撮影したフィルムを検証・調査した『むかしむかしこの島で』を制作し多くの賞を受賞。
2018年にはドキュメンタリー映画『岡本太郎の沖縄』を製作、『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記』でもプロデューサーを務めた。TVドキュメンタリーのディレクターとしての最新作である『サンマ デモクラシー』を映画化。