「平和なくして文化なし」を高く掲げ、「文化の花ひらく練馬」めざして

「平和なくして文化なし」―これが会が発足以来一貫してかかげてきたスローガンです。東京23区で一番最後に誕生した練馬区は、当初は武蔵野の名のとおり田園風景の広がる「ムラ」でしたが、いまや鉄道網の整備を背景に、光が丘団地をはじめ、大きなビルがあちこちに林立するベッドタウンと化しております。1971年練馬を「文化豊かな地域に」ということで、画家、研究者、教育者、法律家など広範囲な分野の人の参加を得てスタート。これまで40年近い会の活動では、区長公選制の実現や、文化所施設の充実、自然環境保護の取り組み、そして美術展の開催や周年記念企画としての音楽イベント、劇団公演への協力など、練馬の文化興隆に大きな足跡を残してきました。

21世紀に入って戦争放棄・軍隊不保持をうたった「憲法9条」を改めるという策動が強まっています。国民の自由を奪い、アジアを侵略した先の戦争の反省の上で生まれた「憲法」を改悪し、再び「海外で戦争ができる国」にしようという動きは決して看過できるものではありません。「平和なくして文化なし」のスローガンはいよいよ重みを増しています。文化・平和活動に関心をもち、少しでも練馬に関わりをもつ人であれば、参加OKです。お互いの親睦を深め、ともに学び、行動しませんか・・・。

文化の会の最近の活動
40年近い歴史を持つ当会は、時代状況にあわせて多様な活動を行ってきましたが、ここ数年は東アジアと日本の歴史に正面から向き合い自らの「歴史認識」を深める学習をはじめ、「メディア」「教育」分野を学習する活動方向を打ち出しています。最近の具体的な活動概要は次のとおりです。
1.毎年6月下旬に「練馬美術展」を区立美術館で定例開催
行政との協力関係の構築で、毎年6月下旬に練馬区立美術館でアンデパンダンテン方式「練馬美術展」の開催が定例化し、2009年には第38回を迎えました。出品者が実行委員を組織し、美術展を自主的に運営していく方式が定着しています。
2.武蔵大の協力を得てドキュメンタリーを制作しJ:COMで年2回放送
会と武蔵大学が共同制作したドキュメンタリー番組「テレビみつがしわ」をケーブルネットワークのJ:COMを通じて年2回放送しています。2008年7月の放送からスタートし、09年8月に「私は、風船爆弾を作っていた」の第3作を放送しました。現在のマスコミでは放送できないような内容を作ろうと、大学の先生・学生、文化の会スタッフが強いスクラムを組んで頑張っています。
3.「歴史(認識)」学習会を恒常的に開催
06年以来、歴史認識の本格的な学習会に取り組んでいます。06年度は「東アジア通史・歴史認識」、07年度は「朝鮮半島」、08年度は「満州」をテーマにかかげ、09年度は「台湾」に取り組んでいます。
4.「フリートークの会」の開催
会員には専門分野の専門家が多数いらっしゃいます。そうした人のザックバランなお話を聞くという狙いでスタートしたのが「フリートークの会」です。
5.年2回会誌「みつがしわ」を刊行、「会だより」は隔月発行
会誌「みつがしわ」(B5・30項前後)は美術展の開催される1月と6月の年2回刊行。
会活動の動向を伝える「会だより」は隔月に発行。現在の会は3人の共同代表、 30名近い幹事、10名ほどの事務局を中心に運営されています。
6.新年会、総会後の懇親会などが交流の場に・・・
「歴史」学習会の後の懇親会が恒例化していますが、総会後の懇親会、新年会な どが交流の場になっています。

練馬・文化の会
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