練馬・文化の会 会だより 21-6号 2021年10月6日
練馬・文化の会 会だより
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辺野古新基地建設は巨大な利権(上) 際限なき税金投入
膨れあがる警備費用=1,700億円に(憲法骨抜きNO!:横山哲也)
何度も何度も示された沖縄県民の民意を一顧だにせず、安倍政権は「辺野古が唯一の選択」とうそぶき、美ら海への赤土投入を強行しています。国土の0.6%を占めるに過ぎない沖縄に在日米軍基地の70.6%を押しつけ・・・過重な軍事基地負担を沖縄に強いる日本の姿は「本土復帰」48年を経ても変わっていません。現地では、新基地建設に反対してねばり強い運動が続いています。その闘いに直接、応援参加されたり、連帯の運動に取り組んでいる練馬区民も少なくありません。編集部の注文は「辺野古新基地どう動くか」でしたけど、大所高所に立った見通しなど書けませんので、絶えず海に沈んでいく滑走路という前代見聞の「最短でも完成まで12年かかる」難工事のもう一つの側面・・・際限なき税金投入が生み出す巨大利権構造(だから止まらないのだ!!)にスポットを当てていきましょう。1700億円―この数字なんだかわかりますか?2015年から18年に使ったガードマンや海上警備にかかったお金です。1年で42億円!1日あたり1,600~1,800万円。2018年には警備会社による7億円水増し請求が発覚しました。 政府は2009年当時新基地建設にかかる費用を総額3,500億円としていましたが、2020年度予算編成の過程で総額9,300億円と修正、当初の2.7倍。警備費用はそのうち1,700億円を占めています。那覇空港滑走路整備費が2,000億円といわれていますので如何に異様な公共工事かがお判りになるでしょう(2020年2月25日衆議院予算委員会分科会日本共産党・赤嶺政賢議員質問)これだけではないんですよ。この続きは次号に寄せさせていただきます。