練馬・文化の会 会だより2019年10月31日号

練馬・文化の会 会だより

共同代表:有原誠治 大内要三 小岩昌子 小沼稜子 田場洋和 吉田巳蔵 森田彦一
事務局:轡田英夫 TEL:03-3948-5129 FAX:03-3948-5129
(会費などの郵便振替:00150-7-130265 練馬・文化の会)
ホームページ https://nerimabunka.org/

文化・芸術そして運動の秋
菅原一秀議員は経産大臣としてだけでなく衆院議員としても辞職を
「ねり9」が緊急声明発表し、28日に練馬駅頭で約30人が街宣行動

 衆院東京9区選出の菅原一秀衆院議員は10月25日、経済産業大臣を辞任しました。「週刊文春」で選挙区内の有権者への違法な贈答品活動を行っていたことが報じられためです。同議員にはかねがねそういった噂が絶えませんでしたが、大臣に就任したとたんに判明したものです。
まさに「練馬の恥」です。そうした議員を選出した練馬の有権者の大きな恥です。
市民と野党の共同で衆院選での勝利をめざしてつくられた「ねりま9区みんなで選挙(ねり9)」は26日に「衆院議員辞職を求める」声明を発表し、28日の練馬駅頭でのアピール活動を呼びかけまし た。この呼びかけに応えて、30人に近い人が集まり、各人の怒りと思いのたけが語られるとともに、チラシ配布が行われました。
              (田場・記)

20年度新年会:文化の会50周年記念のプレイベントとして大いに盛り上げよう!
区役所交流会場で1月5日(日)午後3時~6時、会費2000円
アトラクションは落語の桂南なん師匠、出欠連絡は同封FAX・TELで轡田氏まで

 練馬・文化の会が創立されたのは1971年。来年は創立50周年を迎えます。創立当時スローガンに掲げた「平和なくして文化なし」は、(残念ながらというべきでしょうが)大変時代を見据えた言葉として一層輝きを増しています。
50周年イベントの検討が始まっていますが、毎年恒例化している新年会も、今年は50周年にふさ わしい気持ちでということで検討されています。新年会の詳細は10月末の幹事会で決めますが、気分だけでもマンネリを打破したいものと。出欠の連絡は同封のFax連絡表で轡田氏(03-3948-5129)まで。生年月日の記入は参加者の過半数が65歳以上と75歳以上によって会場費が半額或は全額減額されるために調査しているものです。

今年もやります(第6回)練馬市民望年会in ココネリホール
12月22日(日) 午後7時~9時    参加費500円

 今年で6回目になる、練馬市民の交流の場として開催してきた「ねりま市民望年会」を12月22日(日)午後7時~9時、ココネリホールで行います。
色々な市民活動の報告や、歌や出し物があったりして参加者の自由な交流会です。
参加費は500円。簡単な飲み物とおつまみ付きです。もちろん別料金ですが追加の飲み物や食べ物もあります。色々な人と楽しく過ごせる2時間です。
練馬・文化の会としては専用のブースを設けて宣伝に努めたいと思っています。
環境にやさしいイベントですので、コップ、食器や箸などはできるだけお持ちください。自分で出したごみはお持ち帰りください。協力をよろしくお願いいたします。     (轡田英夫・記)

ヘイト・練馬第3回学習会「ヘイトを許さない街づくり国立に学ぶ」
11月7日(木)18時半~ 大泉「勤労福祉会館」集会室
お話;上村和子・国立市議会議員、押田五郎・国立市まちづくり審議会委員

 国会で成立した「ヘイトスピーチ解消法」を受けて、国立市はこの4月から同解消法を実効化する「人権を尊重し、多様性を認め合う平和なまちづくり基本条例」を施行しました。全国初の条例です。今回の学習会では、条例制定を担った市民の方と条例可決のために議会で奔走された市議会議員のお二人を招いて、なぜ国立市でこのような条例が実現できたのかをお伺いするとともに、練馬で同じような条例を施行するためにはどんな取り組みが求められるのか、を学びます。練馬区議会でもすでに条例施行に向けての論議がスタートしています。
「ヘイトスピーチ」を駆使しようという集団が練馬でも、活発にうごめき始めています。「ヘイトを許さない街づくり」は練馬でもゆるがせにできない課題になっています。会員の皆さま、この1 1月7日の学習会の機会を是非お見逃しなく・・・。          (田場・記)

福祉は一体どうなっているのか?―新婦人の第10回福祉講座に参加しよう
「先進国の福祉水準から“先進国日本”の現状を考える」;
12月4日(水)午後2時~4時ココネリホール西側資料代300円

 練馬の各団体の学習企画をみると、意外に抜けているのが「福祉」のテーマ。
そんな中で地味な取り組みとして評価されているのが、新婦人が年金者組合との共催で実施している「福祉」講座。「会だより」でも取り上げてきませんでしたが、この12月の10回目の講座で取り上げるのが欧米との「福祉」比較。講師は矢部広明さん(全国老人福祉問題研究会運営委員)です。
来年の20年度は「認知症・介護・ケア・・」など高齢者福祉に焦点をあてる計画だとか。
文化の会会員にとっても自分にとって一番身近なテーマになりそうです。

第4回ねりま沖縄映画祭大成功
―9月22日~10月13日迄の8日間で948人来場
武蔵大学初日は300名突破、スパイ戦史137名、「OKINAWA1965」124名

 9月22日の武蔵大学を初日に始まったねりま沖縄映画祭が結局8日間で948人の来場者で、10月13日の「OKINAWA1965」132名来場という記録で、無事大成功で終了しました。
今回は10月12日に区役所地下多目的で予定されていた沖縄からキューバへ移民した人たちを描いた「サルサとチャンプルー」が台風襲来のために中止に追い込まれるというアクシデントに見舞われました。来場者数で言えば、1000名突破の記録になったものとみられますので、残念でした。
ほかに期間中は、永田教授がかかわった名古屋での「表現の不自由展」開催問題、練馬区議会でも取り上げられた「ヘイトスピーチ」問題の取り組みなどもありましたので、とくに「もあい練馬」の皆さんの取り組みは大変だったと思います。    (田場・記)

寺沢和子さんを偲ぶ会に参加して
小沼稜子

 10月16日、長いこと練馬の市民運動の中核を担ってこられた寺沢和子さんを偲ぶ会が開かれました。寺沢さんとともに活動の中心におられた人たちは既にこの世を去られたり、病床におられたりで参加できませんでしたが、それでも母親連絡会や、チャボとひよこの会、風の子保育園活動などの 市民運動に関かわった人たちが50名ほど集まり、寺沢さんとの思い出を語りあいました。
寺沢さんは、持ち込まれる区政の問題などを、常に冷静、かつ的確に判断して、意見書や陳情書の書き方を指導して下さったという発言が続き、私も区の主催で毎年開催される「賀詞交換会」で「日の丸」を掲揚する動きが出たときのエピソードを報告しました。寺沢さんから「小沼さん、総務課に行って、朝鮮総連に賀詞交換会の招待状を出しているかどうか聞いてきなさい」と言われて聞きに行ったところ、「ご招待しています」をいう返事を得ました。「よし、これで行こう」と私たちは寺沢さんと共に自民党の控え室を訪れ、「日の丸の下で朝鮮の人たちがどれほど苦しんだか。その人たちの参加する賀詞交換会に日の丸を揚げて良いのか」と詰め寄り、その年は日の丸掲揚を止めさせることができたのでした。
寺沢さんの的確な判断が功を奏したのです。私は寺沢さんの足もとにも及びませんが、それでもずいぶん育てていただいたと思っています。

◇2019年度の年会費(一人2000円。家族会員1000円)の徴収を始めています。未納の方には振込用紙同封いたしました。
会費等のお問い合わせは、 轡田(自宅03-3948-5129)まで。
なお、本状と行き違い等がございましたらご容赦ください。