練馬・文化の会 会だより 2020年1月31日

練馬・文化の会 会だより

共同代表:有原誠治 大内要三 小岩昌子 小沼稜子 田場洋和 吉田巳蔵 森田彦一 事務局:轡田英夫 TEL:03-3948-5129 FAX:03-3948-5129 (会費などの郵便振替:00150-7-130265 練馬・文化の会) ホームページ https://nerimabunka.org/

1月5日の練馬・文化の会2020年新年会に約50名が参加 各党の区議・衆院選候補者、労組、市民団体など多彩な顔触れ

練馬・文化の会の創立50周年のプレイベントとして、1月5日に区役所20階交流会場で行われた2020年新年会には、会員35名を含め約50名が参加し、最近にはなく多彩な顔ぶれで、にぎにぎしい新年会になりました。 まず会の筆頭共同代表の有原誠治さんが開会あいさつに立ち、有原氏が実行委員長を務める「核廃絶」署名への協力を訴えたあと、スペシャルトーク「表現の不自由展・その後」のテーマで講演する永田浩三・武蔵大学教授を紹介。 永田教授は名古屋のイベントで「不自由展」が中断された問題について、3年ほど前に江古田のギャラリー古藤で開かれた安・セホンさんの写真展が、在特会の妨害にあったことなどの経緯を交えて報告、名古屋市の河村市長の「中止」発言の問題点などをパワーポイントを駆使し、分かり易く指摘。次いで大内要三共同代表が乾杯の音頭をとったあと、桂南なん師匠が落語を披露しました。 出席者のショートスピーチに移り、冒頭で吉田巳蔵共同代表が「文化の会美術展」が50周年を迎えることを紹介、ついで出席した市民の声、共産党、生活者ネットなどの区議会各派の議員の紹介があり、当日飛び入りの形で参加した立憲民主党の衆議院選立候補者と区議が挨拶。 また区職、土建、教組の各労組の出席者がスピーチ、さらに市民団体の出席者から「ヘイトスピーチ解消法」学習会、沖縄の「県民投票1周年」記念の講演会、「辺野古新基地・沖縄先島の自衛隊新基地反対」の学習会、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟の紹介、放射35号線(タテ3道路)問題の取組の報告、などがありましたが、司会・進行の不手際で出席者の一部のメンバーを紹介し残しました。 (田場・記)

大内要三さんの学習会記録「韓国に対する戦後補償からみる私たちのその責任」(A4・11P)を発行―大内さんが昨年12月の学習会講演記録をまとめる

 昨年12月1日に桜台の産業会館で行われた大内要三さん(日本ジャーナリスト会議会員)の講演「韓国に対する戦後補償からみる私たちのその責任」の記録をまとめていただきました。 参考までに中見出しを列挙しますと、「韓国大法廷は日本企業に元徴用工への賠償を命じた」「韓国社会は大きく変わった」「日本は武力で韓国を併合した」植民地支配はどのような現実だったか」「戦後補償をめぐって」「国の請求権と個人の請求権」「国家間の軋轢があっても市民交流を」。 (田場・記)

東京オリンピック・パラリンピック2020を問う練馬の会(仮)結成集会 宮崎俊郎さんが問題提起:2月7日(金)後6時45分開始練馬区厚生文化会館

 1月からの通常国会冒頭での安倍の施政方針演説は「オリンピック」礼賛ではじまり、肝心の「桜の会」、IR疑惑、2大臣の政治資金疑惑には一切触れずじまい。安倍の国威発揚を狙った「オリンピック」への期待が伺えます。マスコミもなん等の批判なしの五輪発揚報道が蔓延しそうです。聖火リレー応援への市民・児童の動員、航空自衛隊のアトラクション演技など・・「オリンピック災害」おことわり連絡会の宮崎俊郎さんから問題提起してもらう学習会が組まれました。 (田場・記)

もあい練馬発足7周年記念講演 ◇辺野古の米軍基地の建設に2兆5500億円!際限なき税金投入の闇を追う◇ 講師:中沢誠・東京新聞記者2月8日(土)14時開会区役所地下多目的会議室

 辺野古の新基地建設への当初予算は3千5百億。それがウナギ登りに膨れ上がらり県試算によれば今や2兆3500億円にも・・。しかも大量の武器購入を含めて駐留軍経費も莫大な金額に。こうした税の流れを追い、「税を追う」キャンペーンに取り組んだ東京新聞の中沢誠記者をゲストに迎え、巨額の税金投入の行方に鋭いメスを入れた中身に触れていただきます。(田場・記)
 

第28回区民集会「子育て・教育分科会」 「家庭内暴力・ひき子守・虐待~閉じられた家族の中で~」 講師;杉山春(ルポライター) 2月11日(火・祝)午後2時」開会~ココネリ研修室1

練馬区早宮でおきた元農林水産省事務次官が長男を殺害した事件。家庭内暴力を受けていた親への同情の声もあるが、問題が家庭に閉じ込められ、地域や社会に助けが求められなかった、あるいは助けの手が差し伸べられなかった問題もある。子育てや親子問題などをテーマに取材・執筆している杉山ライターを招きともに考えます。 (田場・記)

沖縄県民投票1周年記念連帯集会2月15日(土)後6時半~ココネリホール 沖縄の非立憲状態を問う―新垣毅氏、元山仁士郎氏が訴える

沖縄は140年前の「琉球処分」以来今日まで、徹底した構造差別のもとに虐げられ、米軍基地の70%以上を押し付けられている。また県民投票で70%以上の反対があったにもかかわらず辺野古新基地建設が強行されている。民主主義と自治と人権の確立のために、本土と沖縄のどんな結びつきが求められるか――新垣毅氏(琉球新報政治部長)と元山仁士四郎(県民投票の会代表)に語って頂きます。 (田場・記)

区民集会の全体会・記念講演;憲法「改正」「国民投票」の問題点について 「国民投票」が決戦勝負!?このままじゃ・・・ありえない 講師:本間龍さん(著述家) 、2月22日(土)開会午後2時~ 石神井庁舎

区民集会のしめくくり的な全体会の講演は「憲法改正」「国民投票」の問題点について、広告業界出身の本間龍さんにお話しいただきます。憲法改正という国政の根幹に触れる問題が、どんなにカネに左右されているのか、オリンピックの問題などにも触れていただきながら論じていただきます。 (田場・記)
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◇3.11福島を忘れない 第9回江古田映画祭オープニング上映&イベント
土井敏邦監督「福島は語る」(完全版330分)上映、李政美ライブ
武蔵大学1号館地下1002シアター教室
参加費2000円
2月29日〈土〉正午オープニング:
李政美ライブ 午後1時10分~(完全版330分)上映
午後7時30分土井敏邦監督トーク

◇1月28日の幹事会の議事結果概要
・「沖縄映画祭」は10月24日開始を予定:9月に予定した上映会が前回、前々回が台風の影響で延期、中止されたことを踏まえ、今回は10月24日(土)に武蔵大でのオープニング公演とし、10月・11月を沖縄映画祭に設定する。
・文化の会創立50周年記念イベントは来年2021年1月を予定し、新年会も兼ねる。
・2月幹事会は2月23日(日)午後3時~5時 ココネリを予定。

◇2019年度の年会費(一人2000円。家族会員1000円)の徴収を始めています。未納の方には振込用紙同封いたしました。 会費等のお問い合わせは、 轡田(自宅03-3948-5129)まで。 なお、本状と行き違い等がございましたらご容赦ください。